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プラセンタ化粧品をOEM製造するなら
知っておきたい基礎知識プラセンタの効果や
主なプラセンタの種類も紹介

  1. 2024.8.23

近年注目の化粧品成分の一つにプラセンタがあります。プラセンタはヒトをはじめ馬や豚などの胎盤から作られる成分で、豊富な栄養が含まれていることから美容面でもさまざまな効果が期待されています。

化粧品OEMを活用すれば自社に化粧品の製造工場を持たない場合や、インフルエンサーなど個人でプラセンタ化粧品の製造販売を考えている方でも、コストを抑えて独自のプラセンタ化粧品を作ることができます。プラセンタ化粧品の製造販売を考えているなら、プラセンタそのものの抽出や製造に強みを持っているOEMメーカーを選ぶことが大切です。

本記事ではプラセンタの作用や種類を詳しく解説するとともに、プラセンタで作れる化粧品の種類も紹介します。化粧品OEMを利用しオリジナルのプラセンタ化粧品の製造を考えている方はぜひ参考にしてください。

プラセンタの美容効果

プラセンタは主に馬や豚の胎盤から作られており、さまざまな製造過程を経てパウダーやエキス状に加工され、化粧品に処方されています。胎盤は赤ちゃんとへその緒でつながっていて、成長に必要な栄養を届けている器官です。そのため胎盤にはアミノ酸をはじめ、ビタミン、ミネラル、活性酵素、ムコ多糖類、そして成長因子など豊富な栄養素が含まれています。これらの成分を含むプラセンタには、以下のような美容効果が期待できます。

肌質改善

プラセンタにはアミノ酸やビタミンCが含まれていますが、これらはコラーゲンを生成するために欠かせない成分です。また、成長因子には肌の細胞賦活を促す作用があります。細胞賦活とは肌の新陳代謝を高め、肌のターンオーバーや細胞の修復を促すこと。これらの作用により肌が活性化し、肌そのものが生まれ変わったかのようなハリや弾力のある若々しい肌に導いてくれます。

美白

プラセンタから作られるプラセンタエキスは、「チロシナーゼ活性阻害作用」による効果から、医薬部外品として厚生労働省に承認されています。チロシナーゼはメラニンを作るよう促す酵素の一種。紫外線などの影響を受けると、その情報がメラニンの工場であるメラノサイトに届けられ、チロシナーゼが活性化しメラニン色素が過剰に生成されるようになります。

プラセンタにはチロシナーゼが増えるのを阻害する働きがあります。また上述したようにターンオーバーが促されれば、シミの原因である肌に蓄積したメラニン色素が排出されやすくなるため、今あるシミとこれからできるシミヘの効果が期待できます。

保湿・エイジング

プラセンタに含まれる成長因子の一つFGF(線維芽細胞増殖因子)には、肌の弾力のもとである、コラーゲンやエラスチン、そして潤いのもとでもあるヒアルロン酸を生成する線維芽細胞を再生、増殖させる働きがあります。また肌の天然保湿成分の半分以上を占めるといわれているアミノ酸が補えるため、肌の保湿力やバリア機能を高められる可能性もあるでしょう。具体的には乾燥や乾燥小ジワ、そして大ジワ、たるみなどのエイジングサインへの美容効果が期待できます。

抗炎症効果

プラセンタには自然治癒力を高める効果があると考えられており、壊れた細胞や炎症を抑える働きが期待できます。そのためニキビの改善や、かゆみを感じやすいアトピー性皮膚炎に対しても有効と考えられています。

プラセンタの種類

さまざまな効果が期待できるプラセンタは、美容分野はもちろんのこと医療分野でも注目されている人気の高い成分です。プラセンタにはヒトや馬、豚に代表される動物性プラセンタのほかに、海洋性プラセンタや植物性プラセンタなどさまざまな種類があります。それぞれの特長を詳しく紹介します。

ヒトプラセンタ

ヒトプラセンタは、ヒトの胎盤を利用して作られるプラセンタです。製造メーカーが契約している国内の産婦人科で、同意を得た方から提供された胎盤を利用しています。提供に当たっては母体や赤ちゃんに対するさまざまな検査を全てクリアする必要があり、製造に入る前にもいくつもの検査が行われ安全性が担保されます。ヒトプラセンタは更年期障害や肝機能障害、乳汁分泌不全などの改善のために、医療機関でのみ使われています。

馬プラセンタ

馬プラセンタは馬から採取した胎盤を使用し作られます。馬には豚プラセンタの300倍ともいわれるアミノ酸が含まれているため、高い美容効果が期待できるプラセンタです。また馬は体温が高いため、寄生虫が住み着きにくく体内の細菌が増殖しにくいことから、安全性の高いプラセンタともいわれています。ただ馬は1度の出産で1頭しか産まないのが基本のため、大量に採取することはできません。希少性のため高額になる傾向ですが、高い美容効果から近年注目を集めているプラセンタです。

豚プラセンタ

豚プラセンタは豚から採取した胎盤から作られます。豚は多産なうえ年に2回出産すること、また飼育数も多いことから大量に採取しやすいプラセンタです。安価で処方に取り入れやすく、幅広い分野で使用されています。豚の肉にはヒトへの影響が懸念されるE型肝炎ウイルスや、サルモネラ菌、カンピロバクターなどの細菌感染が懸念されますが、採取・製造工程においてウイルス汚染がないことが確認され、さまざまな滅菌処理を行ってから製造されるため安全性は担保されています。

海洋性プラセンタ

海洋性プラセンタは胎盤に近い働きを持つ、魚卵周辺の組織を利用して作られているプラセンタです。主にサケの卵巣膜から抽出されることが多く、アミノ酸が豊富でコラーゲンやヒアルロン酸などが含まれているのが特長です。動物性プラセンタにある成長因子は含まれていませんが、肌の弾力に欠かせないエラスチンが豊富なのは海洋性プラセンタの特筆すべき点といえるでしょう。胎盤ではないため厳密にはプラセンタとはいえませんが、高い美容効果が期待できる成分といえます。

植物性プラセンタ

植物プラセンタは種子が育つための養分が集約する、「胎座」と呼ばれる部分から抽出され製造されます。海洋性プラセンタ同様に厳密にはプラセンタではありませんが、高い美容効果が期待できる成分でとしてさまざまなアイテムに配合されています。植物プラセンタには細胞内の成長因子を増加させる効果や、ポリフェノールによる抗酸化作用、コラーゲンの生成を促す効果などが期待できます。

プラセンタで作れる化粧品の種類

プラセンタから抽出されたプラセンタエキスは、さまざまな化粧品に配合することが可能です。具体的にどのようなアイテムが作れるのか気になる方もいるでしょう。ここではプラセンタを取り入れて作れる化粧品の種類を紹介します。

美容液

プラセンタを使った化粧品として多く見られるのが美容液です。美容液は有効成分が高濃度で配合された、肌悩みを集中ケアするためのアイテムです。プラセンタと他の美容成分を組み合わせて複合的な効果を狙った美容液を作ることもできますが、配合する美容成分をプラセンタのみにした「原液美容液」を作ることもできます。

化粧水・乳液

化粧水や乳液といった基本のスキンケアアイテムにも、プラセンタを使用することができます。美容液のように有効成分の含有量は多くないのが一般的ですが、プラセンタならではの効果を感じられる製品を作れるでしょう。もちろんプラセンタの配合量を多くして、「美容液のような化粧水」など、特別感のある製品を作ることもできます。

クリーム

クリームは肌を潤わせるだけでなく、潤いが逃げないよう守る働きが期待できるアイテムです。夜だけ、冬場だけといった使い方をする方や、自分へのご褒美に高価格帯のものを購入する方も多いアイテムです。プラセンタ配合のクリームとして、高級感や特別感をアピールした製品を作ることができます。

マスク

シート状のマスクもプラセンタを配合できる化粧品の一つです。たっぷりと美容液を含ませたマスクは、1週間のご褒美として使用したり、一気に肌状態を回復させたいときに使用したりする方も多いアイテムです。ただ、市場には手頃な価格帯で毎日のケアに使えるプラセンタマスクも登場しているなど、種類は豊富になっています。そのためマスクは、ターゲットに合わせた製品開発が重要なアイテムの一つといえるかもしれません。

クレンジング・洗顔

プラセンタはクレンジングや洗顔にも取り入れることができます。クレンジングや洗顔は、洗い流してしまうためあまり美容成分は関係ないと考えられがちです。しかしプラセンタを配合すれば、しっとり感や明るい後肌を感じられるクレンジングや洗顔を作ることができます。

ファンデーション

プラセンタはメイクアイテムにも配合可能です。ファンデーションに配合すれば、乾燥やエイジングサインが気になる世代に向けて、「プラセンタエキス配合の美容液ファンデーション」として打ち出すことができるでしょう。ファンデーションは長時間肌に乗せるアイテムのため、美容効果の高い成分が含まれたアイテムは注目されるはずです。

リップクリーム

プラセンタのハリや弾力をサポートする効果は、リップクリームにも応用できます。保湿だけでなく唇のエイジングケアとして、ふっくらとした唇に整えてから口紅を付けたいメイク好きな方に向けてなど、さまざまな需要が考えられます。

カリテスラボのプラセンタ

カリテスラボは20年以上にわたって研究を積み重ねてきたプラセンタ抽出技術により、高品質で安全性の高い馬プラセンタを提供しています。ここからは馬プラセンタの製造販売や、化粧品OEMを手掛けるカリテスラボについて紹介します。

放牧馬から採取した良質な胎盤を使用

カリテスラボがプラセンタ製造に使用しているのは、中央アジアの高地などで育った食用放牧馬の胎盤です。のびのびと育った放牧馬からは、ストレスに晒されていない良質な胎盤が採取できると考えているためです。また良質な胎盤を数多く用意できるのも、飼育頭数が多い食用放牧馬だからできることです。安定的に供給しやすく、小ロットから大ロットで柔軟に生産可能です。

胎盤の採取から製品化まで自社で一貫して対応

カリテスラボでは生胎盤の採取からプラセンタ原料の製造、製品化に至るまで、自社工場で一貫して行っています。原料を自社で製造しているため、スピーディーなプラセンタ化粧品の製造が可能です。配合量の微細な調整なども迅速に対応しやすく、試作品の作成もスムーズです。製作の各フェーズにおいて無駄なタイムロスを削減し、効率的に製造を進められる体制が整っています。

独自技術と衛生管理体制で徹底した品質管理

カリテスラボでは独自の技術である「特殊酵素分解釜によるたんぱく分解」「超高圧抽出」「高圧熟成」により、化粧品に取り入れやすい良質な馬プラセンタ原料を製造しています。特殊酵素分解により、振動エネルギーを与えながら胎盤のタンパク質を酵素分解することで、効率的に栄養豊富なプラセンタ原料を作ることが可能です。

このプラセンタ原料に、超高圧抽出機で245Mpa(メガパスカル)という高圧をかけてナノ化します。プラセンタは胎盤が原料ということもあって独特の臭いが残りやすい特徴がありますが、ナノ化すれば臭いはほとんど気にならず、高濃度でもサラッとしたプラセンタエキスになります。高圧熟成で化粧品として使用したときの肌触りの良さも実現。幅広い化粧品への配合が可能です。製造工場や研究開発施設のほかに製品検査室、試験検査室などを持ち、安全性や衛生面に配慮した製品の製造を行っています。

プラセンタ化粧品をOEMで製造・販売を目指すならカリテスラボへ

プラセンタにはさまざまな美容効果が期待でき、美肌や健康が気になる方にとって人気の高い美容成分です。化粧品への応用の幅は広く、さまざまなアイテムを作ることができます。スキンケアのフルラインを製造したい、美容液やクリームといった集中ケアアイテムをまず打ち出したいなど、独自の希望も実現できるでしょう。

プラセンタ化粧品のOEMを検討しているなら、カリテスラボへご相談ください。こだわりのプラセンタ原料を使用し、希望を実現する化粧品の開発・製造をサポートさせていただきます。

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