化粧品OEMを選ぶ場合、自社にとって利便性の高い会社を選ぶのがおすすめです。また、打ち合わせなども重ねなければならない関係上、近くにある会社から選定したいものです。
関東エリアには、多くの化粧品OEM会社があり、選択肢が豊富な特徴があります。では、数ある化粧品OEM会社の中で、どのような観点で依頼する会社を選べば良いのでしょうか？
本記事では、関東エリアでおすすめの化粧品OEM会社を紹介するとともに、選定する際のポイントなどを徹底解説します。
INDEX
関東の化粧品OEM会社の場合、主に以下のような特徴がある会社が多いです。
各特徴について、詳しく解説します。
東京を筆頭として、関東エリアには日本を代表する企業が集結しています。化粧品関連だけでも、メーカーや関連企業が集積しているので、最新の技術や製造プロセスを有した企業も多いです。
イノベーションが活発であり、化粧品OEM会社としては常に新しいトレンドや技術に触れる機会が多く、良い面を自社に取り入れているのです。さらに、東京を筆頭にファッションや美容のトレンドが世界中に発信されている点も見逃せません。
化粧品OEM会社に対してはデザイン力も問われており、顧客のコンセプトやブランドのイメージマッチした製品開発に強みがあります。同時に、ブランディングにも力を入れているケースも多いです。
さらに、大規模な研究開発拠点を持つ企業が多いため、基礎研究だけでなく応用研究まで幅広く対応している会社が多いのも特徴的です。
東京を筆頭に、関東には多くの人材が集まる特徴があります。化粧品OEM会社にも、同様に有能な人材が多く集まり、化粧品開発に関して高度な専門知識を持つ人材も多いです。
化学者や薬剤師などの専門家も多いため、より質が高いサービスの提供を受けられる可能性が高まります。さらに、クリエイティブなアイディアが豊富な企画担当者が多い傾向にあり、トレンドを反映させた商品開発に強みがあります。
関東エリアは、東京や神奈川、千葉など大都市圏に近いため、市場へのアクセスが良い特徴があります。よりニーズを満たした化粧品開発をおこなう上で、市場調査とマーケティング活動は欠かせません。
アクセス性の良さや身近にあることで、より確度の高い情報を基にマーケティングをおこなっている特徴もあります。さらに、交通インフラが整備されていることから、製品の物流や供給が滞りなく対応されている点も見逃せません。
関東エリアには質の高い人材と設備などが整っていて、品質レベルが高い特徴があります。化粧品を製造する上で、ISO22716などの認証を受けているかどうかが重要となります。
ISO22716では、化粧品の製造工程に関する要求事項を規定した規格です。適正製造基準（GMP）とは、医薬品を製造するための要件をまとめた基準です。
ISO22716に従った化粧品GMP認証については、自社の製造工程が適正製造規範に準拠していることを証明することが可能です。関東では、ISO22716認証を受けた会社が多く、信頼して依頼できるメリットがあります。
関東の化粧品OEM会社は、スキンケアやヘアケア、ボディケアなど様々なカテゴリーに対応している会社が多く存在しています。特に、機能性化粧品やアンチエイジング製品の開発に力を入れている会社が多いのが魅力的です。
商品ラインナップだけでなく、小ロットから大ロットまで柔軟に対応している会社が多く、自社のニーズに応じたボリュームで生産を委託しやすい点も見逃せません。
関東の化粧品OEM会社を選ぶ際には、以下のポイントで選ぶことをおすすめします。
各選び方の詳細は、以下のとおりです。
化粧品OEM会社の場合、大きく自社工場を構えている場合とファブレスメーカーの場合があります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、どちらを選定するのかを慎重に決定する必要があります。
自社工場を保有している場合、できるだけ費用を抑えたうえで化粧品を開発したい場合に最適です。ただし、製造において制限が発生したり、納期が長かったりするデメリットがあります。
一方で、ファブレスメーカーの場合は営業や商品企画の提案に力を入れている傾向があり、アフターフォローが充実している場合が多いです。一方で、コーディネートしてもらう場合に費用が高くなる傾向があります。
依頼する化粧品OEM会社によって、得意分野が異なります。化粧品と一概に言っても、様々な種類があるので製造技術やノウハウも千差万別です。
たとえば、ヘアケアに関する化粧品を製造してもらいたいのに、フェイスマスクなどシート系に強みがある会社に依頼しても、高い技術を活かした製造が期待できない場合があります。そこで、自社が製造を依頼する化粧品のジャンルに強みがある会社に依頼するのがおすすめです。
化粧品のみならず医薬部外品を製造したい場合、医薬部外品製造許可証を得た会社に依頼しなければならない点にも注意が必要です。
最近では、ご当地コスメが増加しており、地産地消を意識した商品が人気を集めている傾向があります。そこで、関東のなかでも地元において強みを活かせるOEM会社に依頼するのも良いでしょう。
また、地元に工場があることで商品開発や各種相談などで気軽に訪問できるメリットもあります。
化粧品OEM会社を選ぶ際の情報源として、展示会を利用することをおすすめします。展示会を利用するメリットとして、実際の商品を触りながら会社の情報を入手できる点が挙げられます。
関東で開催されている展示会のなかでも、特に以下を利用して情報を収集しましょう。
化粧品開発展（COSME Tech）は、化粧品関連では日本最大級の展示会として有名です。毎年、1月中旬に東京ビッグサイトで開催されており、国内外から多数の化粧品メーカーが来場しています。
原料やOEM、容器パッケージ、研究機器、販促製品、物流に至るまで、様々なジャンルの会社が出展しているのが特徴です。化粧品の開発や企画に活かすことができる製品・技術をみつけられたり、気になる製品や技術をその場で質問できたりできる点も魅力的です。
さらに、会場ではセミナーが開催されており、業界動向やトレンド、研究事例を学べる特徴もあります。
化粧品産業技術展（CITE JAPAN）は、5月中旬にパシフィコ横浜で開催されている展示会です。日本化粧品原料協会連合会が主催しており、海外からの参加も多くみられる特徴があります。
サプライヤーとなる出展者のユーザーとなる化粧品メーカーが、一体になって企画運営するユニークなイベントとして注目を集めています。化粧品産業において有用で最新の素材や技術、サービスに関連する展示と技術に触れることができ、OEM会社を選ぶ際にもぜひ利用したい展示会です。
関東で化粧品OEM会社を選ぶ場合、特に以下の会社から選定することをおすすめします。
各会社の特徴的なポイントについて、詳しく解説します。
カリテスラボは、千葉県にあるOEM会社で特にプラセンタ抽出技術に優れた会社として知られています。カリテスラボの場合、以下の特徴があります。
各特徴の詳細は、以下のとおりです。
カリテスラボでは、リアルタイムで製造しているプラセンタ原料について、常に満足せず今以上に上質なプラセンタ原料を製造するため、日夜研究をおこなっています。研究の結果、より高い品質を実現できる場合は、惜しみなく製造設備の増設や生産ラインの変更などに対応しているのです。
柔軟な体制により、カリテスラボが製造するプラセンタは日々進化しています。より質の高いプラセンタを使用した化粧品を製造したい場合、おすすめの会社と言えます。
カリテスラボでは、原料製造から製品化に至るまで、一貫して自社工場で対応できるメリットがあります。実際の商品開発においては、プラセンタ濃度のパターンを自在に変更したり、内容成分の配合を微量に変更するなど、柔軟な対応が可能です。
小回りが利きやすいことで、ニーズにマッチした化粧品をいち早く市場に提供できる点も魅力的です。
プラセンタの原材料となる生胎盤の採取において、カリテスラボでは独自の安全な拠点を設けており、安定的に調達可能です。衛生管理と鮮度保持を第一に考えて、国内外のスタッフや契約牧場主へ指導が徹底されているので、安心した商品を提供できるメリットがあります。
株式会社トキワは東京都北区王子にあるOEM会社であり、カラーコスメの分野で国内受託製造10年連続でトップシェアを誇ります。最小ロット1,000個から対応しており、最短納期は2ヶ月とスピーディーに対応してもらえます。
TOA株式会社は、かつては日本マルコーの名前で知られていた会社で、大阪に本社があります。国内最大手の化粧品OEM会社として有名であり、関東エリアでもサービスを提供しています。
ワンストップトータルサービスにより、新商品のコンセプト設計から製品実現化、そして製造から品質管理に至るまで、一貫して依頼可能です。米国コルマー社と長年にわたって業務提携関係を築いており、国外の工場も多く構えています。
ホシケミカルズ株式会社は、群馬県や埼玉県などに工場を構えている化粧品OEM会社です。スキンケアやメイクアップだけでなく、ボディケアやヘアケア、美容雑貨に至るまで様々な化粧品関連商品を製造委託できます。
商品のストーリー作りや世界観を演出するために容器デザイン設計にもこだわっており、注目を集める化粧品を生み出すことが可能です。
フェイスラボ株式会社では、「世界中の笑顔を美しく健やかに」をテーマとしてニーズにマッチした化粧品を受託生産しています。医薬部外品や化粧品、健康食品なども手がけており、蓄積された処方をデータベース化することで期待を超えた新しい処方開発を実現可能です。
安全性や安定性、効能、テクスチャーなどあらゆる観点から、安心安全な商品開発をおこなっています。
フィディカ株式会社は東京の銀座にある会社で、全国のデパートやドラッグストアなどでで自社ブランド展開していることで有名です。化粧品OEM会社としても知名度が高く、マスカラやファンデーションで有名な会社としても知られています。
小ロットでの受託製造が可能であり、GMPの基準に従って生産されるため、信頼性が高いです。原料や配合、流行、安全性などについて、多くの実績に基づいて蓄積したあらゆる情報をベースに開発・製造しています。
関東で化粧品OEM会社をみつける場合、いかに自社にマッチした会社を探し当てることができるかがポイントです。特に、製造を依頼したい化粧品のジャンルに強みがある化粧品OEM会社を選ぶことが重要です。
また、高い技術力を有しており品質管理体制が充実しているかどうかも重視しましょう。本記事で紹介した内容を参考に、化粧品OEM会社選びで失敗しないように注意してください。
カリテスラボでは、お客様のニーズにマッチした商品提案から製造まで、一貫してサポートしています。特に、プラセンタに関連する商品製造に強みがあり、信頼性も高いです。
関東で化粧品OEM会社をお探しの場合、お気軽にカリテスラボにご相談ください。
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