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売れる化粧品を
製造する
OEM会社の
探し方とは?選ぶポイントや注意点を解説

  1. 2024.9.24

「信頼できるOEM会社を探したい」「OEM会社がありすぎて、どこを選べば良いかわからない」と迷っている方もいるでしょう。
信頼のできるOEM会社に依頼できなければ、納得のいく商品を製造できないかもしれません。

本記事では、売れる化粧品を製造してくれるOEM会社の探し方を解説します。選び方のポイントと注意点を詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

化粧品OEMメーカーを選ぶ際の5つの重要ポイント

化粧品OEMメーカーを選ぶ際は、以下の5つのポイントを意識してみてください。

  1. 企画商品がメーカーの専門領域に合っているか
  2. サポート体制が整っているか
  3. 必要な技術と実績は揃っているか
  4. 品質管理体制と緊急時の対応が万全か
  5. 海外展開に関する支援体制があるか

上記のポイントをしっかり比較することで、自社のニーズに最適なOEMメーカーを探せるでしょう。それぞれのポイントを以下で詳しく解説します。

1. 企画商品がメーカーの専門領域に合っているか

化粧品業界には非常に多様な製品が誕生しています。カテゴリーも幅広く、スキンケアやメイクアップ、ヘアケア、ボディケアなど、大きな分類の中にも様々な専門領域が存在します。

例えば、ヘアケア製品一つを取っても、カラーリングやパーマによるダメージケア用製品、頭皮ケア用シャンプー、スタイリング剤など、特定のニーズに合わせたカテゴリーも多いです。

理想の製品を実現するには、自社のニーズに合った分野に精通し、豊富な開発・製造実績を持つOEMメーカーを選択することが重要です。

専門性の高いメーカーは、その分野特有の課題や最新のトレンド、消費者ニーズを深く理解しているため、より魅力的な製品開発が可能となるでしょう。

また、メーカーの得意分野と自社の企画製品が合致していれば、開発過程での有益なアドバイスや、斬新な提案なども期待できます。事前にメーカーの専門領域や過去の製品実績を十分にリサーチし、自社の製品コンセプトとの親和性を慎重に評価することが重要です。

2. サポート体制が整っているか

初めてOEM製造を利用する場合は特に、サポートとアフターフォローが充実しているメーカーを選ぶことが重要です。化粧品の製造・販売には、薬機法や景品表示法などの関連法規への深い理解が必要です。さらに、上記の法規制は頻繁に更新されるため、初めてOEM製造を利用する場合は戸惑うことも多いでしょう。

広告表現や包装デザイン、成分表示にも厳格な規制が定められているため、経験豊富なOEMメーカーのサポートは必要不可欠です。例えば、効能効果の表現方法や原材料の表示順、製品の使用上の注意事項など、細かな点まで法令に準じた対応が求められます。

さらに、OEMメーカーによっては、製品開発から販売戦略まで一貫したサポートを提供している会社もあります。市場調査やターゲット設定、パッケージデザイン、販促物作成などの総合的なサポートは、初めてOEM製造を利用する方にとって大きな助けとなるでしょう。

また、継続的なフォローアップも重要なポイントです。開発してそこで終わりではなく、開発後も寄り添ってフォローしてくれる会社を選びましょう。

製品発売後の品質モニタリングや顧客の分析、製品改良の提案など、長期的な製品管理をサポートしてくれるメーカーを選ぶことで、ブランドの持続的な成長も期待できます。

メーカーによってサポート内容は大きく異なるため、自社のニーズに合ったフォロー体制を持つメーカーを慎重に選びましょう。

3. 必要な技術と実績がそろっているか

OEM会社に必要な技術と実績が揃っているかどうかも重要なポイントです。魅力的で高品質な製品を生み出すためには、OEMメーカーの技術力とノウハウが自社の目的に合っているかどうかを確かめる必要があります。

例えば、原料の選定や配合技術、製造プロセス、品質管理などが挙げられます。

企画製品の具体的な仕様を事前に明確化し、それを実現するための技術や設備をメーカーが保有しているかを確認しましょう。

特殊な有効成分を安定的に配合できるかや独自のテクスチャーを実現する乳化技術、環境に配慮した製造プロセスなどを細かくチェックすることがポイントです。

また、類似製品の開発実績や、業界での評判・受賞歴なども、メーカーの技術力を判断する上で重要なポイントとなります。

4. 品質管理体制と緊急時の対応が万全か

化粧品は直接肌に触れる製品であるため、高度な品質管理と安全性の確保が不可欠です。OEMメーカーの品質管理体制を詳細に確認することは、製品の信頼性を担保する上で極めて重要です。

具体的には、

などを確認しましょう。

また、定期的な品質監査や第三者機関による検証の実施なども、品質管理の信頼性を示す重要なポイントです。

さらに、万が一問題が発生した時でも、迅速に対応してくれるメーカーを選びましょう。

など、具体的な対応手順を事前に確認しておくことが重要です。

製造物責任保険への加入状況も確認しておくとよいですね。

品質や安全性に関する情報の透明性も重要です。原料の産地情報やアレルギー物質の管理状況、動物実験の有無など、OEMメーカーがどの程度情報を開示してくれるかも選ぶ際のポイントとなります。

5. 海外展開に関するサポート体制があるか

グローバル市場を視野に入れている場合は、海外向け商品開発や販路開拓をサポートしてくれるOEMメーカーを選びましょう。化粧品の成分規制や表示規制は国や地域によって大きく異なるため、問題なく輸出できる製品開発には専門的な知識と経験が必要です。

例えば、EUではREACH規則やCLP規則など独自の化学物質規制があり、米国ではFDA(食品医薬品局)の規制に従う必要があります。

また、ハラル認証やヴィーガン対応など、文化的・宗教的な要素も考慮しなければなりません。

海外展開の実績があるOEMメーカーであれば、各国の規制に準拠した製品開発から、販売許可申請手続き、輸出入に関する手続きまで、具体的なアドバイスを得られるでしょう。

自社のニーズに合った化粧品OEMメーカーを探す方法

上記では、信頼できる化粧品をOEMメーカーを探す際のポイントをお伝えしましたが、ここからは具体的に探す方法をご紹介します。

  1. ウェブ検索を活用する
  2. OEM関連の展示会を訪れる
  3. ビジネスマッチングプラットフォームを利用する

今回は主に3つの探す方法をご紹介しますが、できれば1つの方法だけではなく、複数の方法を試すのがおすすめです。それぞれの方法でしかヒットしないOEMメーカーもあるため、少なくとも2種類の方法でメーカーを探してみてください。

1.ウェブ検索を活用する

化粧品OEMメーカーを簡便に探索する方法として、インターネット検索が挙げられます。「化粧品 OEM」や「化粧品メーカー OEM」などのキーワードで検索を行うことで、豊富な情報を入手できるでしょう。

興味を引かれるOEMメーカーが見つかった場合は、直接問い合わせを行い、詳細を確認することも大切です。

ウェブサイトに掲載されていない情報についても、契約締結前に必ず確認するよう心がけましょう。

2.OEM関連の展示会を訪れる

OEMメーカーが集結する展示会に足を運ぶことで、多数のメーカーの情報を一度に比較できるというメリットがあります。

また、ウェブサイトの情報だけでは把握しきれない最新の情報を得られます。展示会ではOEMメーカーの最新処方や技術が展示されているため、実際に手に取って確認できるのも大きなメリットです。

商品のパッケージの良さや商品の信頼性は、実際に目で見て触れることで確認できるポイントでもあります。実際に手に取って触れられる機会はチャンスでもあるので、積極的にOEM展示会に参加してみると良いでしょう。

3.ビジネスマッチングプラットフォームを利用する

近年、化粧品OEM企業とクライアントを結びつけるマッチングサイトが多数登場しています。開発したい製品に関連するキーワードやカテゴリー、企業の所在地域から検索できます。

多様な企業が依頼を募集しているため、サイト上で情報を収集し、その場で比較できるというメリットがあります。化粧品OEMを検討している場合は、ビジネスマッチングサイトの活用も検討してみるといいでしょう。

化粧品OEM発注までのステップ

化粧品OEMメーカーを選んだ後、契約締結から発注までの主な流れは以下の通りです。

  1. メーカーへの相談
  2. 処方とパッケージの決定
  3. 最終見積もりの確認
  4. 正式な発注手続き

それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。

1. メーカーへの相談

多くのOEMメーカーでは無料相談を実施しています。事前に商品イメージをまとめておくと、スムーズに進みやすいでしょう。

メーカーと協力して、製品の機能や使用感を詰めていきます。この段階で、予算や販売価格についても話し合いましょう。

正式に発注する前の段階なので、相談の時点で本当に信頼できるメーカーかどうかをしっかり確認することが大切です。また、担当者との相性も確認しておくと良いですね。希望をしっかり聞いてもらえるか、質問に対して適切なアドバイスや答えをくれるかなども確認しておきましょう。

2. 処方とパッケージの決定

処方が決まったら、容器などの資材選びに入ります。候補が絞れたら、中身との相性テストをメーカーが行います。

化粧箱や内箱、輸送用の資材なども、この時点で検討しておくとよいです。

3. 最終見積もりの確認

全ての仕様が固まったら、最終的な見積もりが出ます。パッケージの選択によってもコストが変わるため、それまでは正確な価格がわかりにくいのです。

見積もりに問題がなければ、契約・発注へと進みます。この時、製造期間や再発注時の所要時間も確認しておくと良いでしょう。今後の販促計画にも影響するので、忘れずに確認しておいてください。

また、発注時期や製品の特性によって納期は変動します。納期やサポート体制なども細かい部分もしっかり確認しておきましょう。

4. 正式な発注手続き

各種テストの結果や希望納期を考慮して、正式な発注に進みます。

良好な関係を築くためにも、疑問点はその都度解消していくことが大切です。

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