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OEMでオリジナル
ハンドクリームを作る
ポイントとは!メリット・デメリットや
市場規模についても解説!

  1. 2024.12.10

エステサロンなどを運営している場合、オリジナル商品を販売できれば自社のブランディングに繋がります。

ただ、自社で製造するとなれば時間と手間もかかりますし、知識や設備がなければ難しいです。OEMなら、商品の製造過程を一任できるため、知識や設備がなくても簡単にオリジナル商品が作れます。

どの商品でオリジナル商品を作るか迷っているなら、長期間保存できて廃棄になりにくいハンドクリームから始めると良いでしょう。

そこで今回は、OEMでオリジナルハンドクリームを作るポイントや、メリット・デメリットについて紹介します。

ハンドクリームを販売する魅力

ハンドクリームを自社で販売する魅力として、以下の3つが挙げられます。

ここからは、それぞれ魅力について詳しく解説するので参考にしてみてください。

販売可能期間が長く常温保存できる

ハンドクリームは、未開封で約3年程度保存できるため長く品質を保てるほか、使用期限切れによる廃棄を防ぎやすいのが魅力です。

冷蔵保存をする必要もないので、食品のように冷蔵庫を用意する必要もなく、保管コストも発生しません。

開封しなければ酸化することもないため、販売しやすいスキンケアアイテムだといえるでしょう。

再来店してもらうきっかけになる

ハンドクリームは継続して使用する必要があるため、気に入ってもらえればリピートで購入してもらえます。

オリジナル商品は自社の店舗でしか販売していないため、ハンドクリーム目当てに再来店してもらえるきっかけにもなるでしょう。

「このお店でしか買うことができない」と顧客に理解してもらえると、希少価値が上がり自社のブランディングや他店と差別化にも繋がります。

また再来店してもらえれば、自社がメインで販売している商品を実際に見てもらったり紹介したりできます。実店舗で販促できるチャンスが増えるのも大きな魅力です。

ECサイトでも販売しやすい

ECサイトは、顧客が自分のタイミングで買いたい商品を購入できるほか、遠方に住んでいたり忙しかったりして実際に来店できない顧客に向けた販路を拡大できます。

また、自社を知らない人からECサイト経由で認知してもらえる可能性もあるため、活用すべきマーケティング戦略です。

ハンドクリームは、梱包が簡単なほか郵送中に破損する心配も少ないため、ECサイトでも販売しやすいメリットがあります。はじめてECサイトに出品する場合にもおすすめです。

ハンドクリームの市場調査からみる需要

総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済で行われた調査によると、2020年のハンドクリームの売り上げは前年比111.9%と大きく伸びていました。

新型コロナウイルス感染症の予防対策として、手洗い・手指消毒を行う機会が急増したことにより手荒れに悩む方が増えたことが要因で需要が高まったと考えられています。

現在もウイルス対策をしっかりと行っている方が多いため、正確性コンサルティングの調査からも2030年までハンドクリームの市場は伸びると考えられているのです。

そのため、市場調査から見てもハンドクリームの需要は今後も高まり続けていく見込みであるといえます。

ハンドクリームをOEM で作るメリット

ハンドクリームをOEMで作るメリットとして、以下の4つが挙げられます。

ここからはそれぞれのメリットを紹介するので、利用の参考にしてみてください。

工場がなくてもハンドクリームを製造できる

ハンドクリームを含めた化粧品の製造には、当然ながら工場などの設備が必要です。オリジナルハンドクリームを作るために自社工場を用意するとなると、莫大な資金が必要なほか、人員の確保にも大きな労力がかかります。

さらに、技術も十分でない状態から始まるため、資金をかけて作っても売れる保証はありません。採算が取れず赤字になるリスクが高いです。

OEMメーカーなら、自社工場を持っているため製品の製造過程をすべて任せられます。依頼側が何か用意する必要はなく、最低限の予算で始められる点は大きなメリットです。

ハンドクリーム販売に関するライセンスが不要

通常、オリジナルハンドクリームを製造する場合、製造業許可や製品を市場で販売するための製造販売業許可といったライセンスが必要になります。

OEMメーカーであれば必要なライセンスを所持しているケースが多いため、製造・販売に関するライセンスを持っていない企業でもオリジナルハンドクリームの販売が可能です。

ハンドクリームのパッケージや包装まですべて依頼できる

ハンドクリームを含めた化粧品は、バルクや容器、ラベル、化粧箱など多くの要素から成り立っています。

OEMメーカーは必要な要素に一貫して対応してくれるので、それぞれ別の業者に依頼する必要はありません。

希望のパッケージや包装に関しては、事前の打ち合わせでしっかりと要望をすり合わせられるため、一括依頼が可能な点も大きな魅力といえるでしょう。

ハンドクリームの販促に集中できる

全てを自社で対応するとなれば、どうしても製造に人員を割かなくてはならず、販促に集中できない環境になる恐れがあります。

OEMなら製造に関する労力は必要ないため、人材や資金を自社の販売力やブランド強化の施策に集中できるのが魅力です。

顧客を育て、満足度を高められるようマーケティングに注力できるため、ビジネスの成長に繋がるでしょう。

ハンドクリームをOEMで作るデメリット

ハンドクリームをOEMで作るデメリットとして、以下の2つが挙げられます。

メリット・デメリットそれぞれ理解しておくことで、自社がOEM利用に適しているのか判断の一つになるので、確認しておきましょう。

自社の製造技術が成長しない

OEM企業に依頼することによって、依存関係が成り立つ可能性があります。製造や品質管理などを一括して任せるので、自社の製造技術が成長する機会を失うことにもなるのです。

また、OEMだと製造についてすべて委託しているため、顧客からクレームや質問が出ても答えられない可能性があります。

OEMメーカーに確認をとる必要があるため、対応が遅くなり顧客からの信頼を失う可能性がある点にも注意が必要です。

原価によって製造コストが左右される

近年は、人件費や原材料価格、光熱費など製造に関わるコストは上昇傾向にあります。

自社で製作している場合は不要なコストを自由にカットできますが、OEMの場合はメーカー側に委ねられているため安易なコストカットはできません。

そのため、原料価格の変動によって納入価格が上昇する可能性があることも視野に入れておきましょう。

ハンドクリームを作るときのポイント

ハンドクリームを作る際に重要なポイントは以下の3つです。

それぞれ解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

成分にこだわる

ハンドクリームの購入者の多くは肌に悩みをもっているため、成分にこだわることで満足度を高められるでしょう。以下では、ハンドクリームにおすすめの成分について紹介します。

肌の再生力を高めるプラセンタエキス

プラセンタには、肌の再生力を高める栄養素や成長因子が豊富に含まれています。肌にハリをもたらし、しわやたるみの改善が期待できるでしょう。

また、プラセンタエキスには強力な抗酸化作用があるため、老化の原因となる活性酸素の発生を抑制し、肌のくすみ改善効果も見込めます。

さらにシミ予防にも効果が見込めるので、トータル的な肌の悩み改善効果が期待できるでしょう。

保湿力が高い尿素やグリセリン

手洗いや日々の水仕事による乾燥に悩む人も多いので、保湿効果がある尿素やグリセリンを使用するのもおすすめです。

保湿力が高いだけでなく、尿素は硬くなった角質を柔らかくし、グリセリンは保水力が高い性質があります。

そのため、乾燥で硬くなった皮膚には尿素、ひび割れや赤切れの場合はグリセリンなど、ターゲットとする購入者が悩む手荒れの症状によって成分を使い分けるのも良いでしょう。

血行を促進するビタミン系

ビタミンE・Aなどのビタミン系は、血行を促進する効果が期待できるので必要な栄養素を肌に補給する働きがあります。

肌のターンオーバーを整える作用が期待できるので、手荒れの原因となる乾燥や古い角質などを取り除く効果が期待できるでしょう。

特にビタミンAは、セラミドやヒアルロン酸、皮脂の分泌を促進するなど、壊れた角質層を復活させる効果が見込めます。肌の回復を早める効果が期待できるおすすめな成分です。

ハンドクリームの購入者が重視するポイントを調査する

株式会社レビューが運営する情報メディア「口コミの森」では、2023年9月日本全国の20代以上男女100人を対象とし、「ハンドクリームのどのような内容の口コミを参考にするのか」についてアンケート調査を実施しました。

1位使用感
2位保湿力
3位香り
4位効果・効能
5位成分
6位塗りやすさ
7位値段

販売する側としては価格に目が行きがちですが、利用者の多くは使用感や保湿力などハンドクリームの性能を重要視しています。

圧倒的な票数を得たのは使用感で、「どれだけ保湿成分が高くともベタベタしているのは嫌」という声が多くありました。

このように実際の利用者の声を聞くと、満足度の高いハンドクリームについてイメージしやすくなるため、購入者の意見には必ず目を通しましょう。

小ロット発注から始める

売れる保証がない状態で作り過ぎると、在庫を抱えるリスクが高まります。そのため、初めは小ロットで発注するのがおすすめです。

ただし、小ロット発注はメーカーにとって利益率が低いことから、対応していないケースが多いのが現状です。

そのため、打ち合わせ時に最小ロット数を確認し、販売しきれそうなロット数で製作してくれるメーカーを選びましょう。

ハンドクリームをOEMで発注する流れ

ハンドクリームをOEMで発注する流れは、以下のとおりです。

  1. 打ち合わせ
  2. 試作品の提出
  3. 見積もりの提出
  4. 発注
  5. 製造、納品

打ち合わせはオンライン・メール・電話など、企業によって対応できる方法はさまざまです。特に、遠方のOEMメーカーに依頼したい場合は、オンラインの打ち合わせに対応しているか確認してみてください。

依頼するOEM企業を決めたあとは、自社の希望する処方をもとに試作品が製造されます。

試作品をもとにしてフィードバックを行い、改善を行ってより良いハンドクリームを作り上げていくのです。

処方が確定したあとは、見積もりを提出されるので予算に合わせて発注するロット数を決めましょう。契約後、製造・納品が行われます。

カリテスラボなら高品質プラセンタ入りのハンドクリームのOEMが可能

カリテスラボでは、良質なアミノ酸を豊富に含んでいるウマ由来のプラセンタを使用しています。

独自開発の超高圧製法で製造した、高品質のプラセンタ入りハンドクリームのOEMが可能です。以下では、カリテスラボの特徴を紹介します。

臨床試験では肌・髪・身体において最良好の結果を獲得

効果検証のため、2ヶ月に渡り被験者自身の感覚アンケートによる臨床試験を30〜50代の女性を対象に行いました。

結果、プラセンタを摂取しなかったグループは横ばいの状態でしたが、摂取したグループは肌・髪・身体全てにおいて最良好の結果を示しています。

実際に測定してみると、肌の油分と水分のバランスが整い、シワの数が大幅に減少していました。

そのためハンドクリームに使用すれば、シワや乾燥など手に現れやすい悩みを解決に導く商品が作れるでしょう。

独自開発の製造技術で食品や化粧品の原料に高い評価を獲得

カリテスラボでは、特殊酵素分解釜によるたんぱく質の分解・超高圧抽出・高圧熟成といった、独自開発のプラセンタ製造技術をもっています。

それにより、プラセンタ独特の臭いを低減したり、微粒化したりしてさまざまな商品に使いやすくすることに成功しました。

また、高圧による殺菌処理や熟成を行うため、熟成期間の短縮や熱処理より多くの細菌処理が可能です。

製造技術の高さにより、多くの食品や化粧品の原料として高評価を得られている点は、当社の強みともいえます。

ハンドクリームのOEMをするならカリテスラボまでご相談を

本記事では、ハンドクリームのOEM販売がおすすめな理由について解説しました。ライセンスがなくてもオリジナルのハンドクリームを作れるほか、一貫した対応が望めるためコストを抑えながら販促などに集中できるのが大きなメリットです。

カリテスラボでは、独自開発の製造技術で高い評価を得ているプラセンタを使用したハンドクリームを製作できます。条件によっては10個などの小ロット発注にも対応しているので、まずは気軽に問い合わせをしてみてください。

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